5月21日(土) 好きシリーズの最新刊

起床 8:30
ギリギリセーフですわね……



朝ごはん食べながら金田一少年の事件簿のドラマを見てたんですけど、セイレーンの哭き声が怖すぎて怖すぎて
歌が上手い人の悲鳴を長く引き伸ばして怖めに加工した感じの声 聞いてると不安になります

でも作中の舞台のホラー感を出すにはピッタリの演出ですね セイレーンの声が五月蝿すぎて登場人物の声が全然聞こえなかった時はさすがにキレそうになりましたけど

洗濯物干す時も突然水中銃に撃ち殺されたらどうしようって思ってました










ショッピングモール、ゲーセンができてたので覗きました 弟はここでゴンベのでっかいぬいぐるみをゲットしたそうですね

アイマスフィギュアがなかったので退散退散 ポケモンのぬいぐるみはポケモンセンターで買えるし……

ここで弟の好きな東京卍リベンジャーズとか呪術廻戦とか僕のヒーローアカデミアの景品を取って「ほら、お土産」って渡せる姉になりたかったです……





催し物スペースにおっちゃんがニコニコとドーナツ売ってる屋台が出てたのでサーターアンダギー買いました
京都行った時もそうだったけどおっちゃんがやってる屋台に弱いです







本屋

本屋では浜村渚シリーズとビブリア古書堂の最新刊をチェックするのがルーティンなので、講談社文庫とKADOKAWAメディアワークス文庫のコーナーへ……




!!!


ビブリア古書堂最新刊出てる!扉子と虚ろな夢……


うおおおおおおおおお3月25日発売……!

私、4月は鹿の王買いに空きコマで3回は本屋行きましたし、ゴールデンウィークにも家族で行ったし……

嘘でしょ?見逃してた……ってコト!?!






買いました


多分「今月の新刊」みたいなコーナーには置かれてたんでしょうね 新刊コーナーは私覗かないので……











ここから先ガッツリネタバレあります





















扉子ちゃん、高校生になってました 前巻では小学生だったのに……時の流れはやすぎる

あと篠川夫婦により夫婦感が出てたのもよかった 前々巻(扉子と不思議な客人たち)では五浦さんが「夫婦と言われてもまだあまり実感がない」とか言ってたので……

息子が相続するはずの遺産を舅に売られそうなのでなんとかして欲しい、これまた難易度高い依頼だな、そしてお母さんも大変だな……とか思ってたんですけど最終日で見事に裏切られました 怒涛の展開


一日目・二日目では樋口恭一郎くんをストーリーテラーとして物語が進んでいたので、これまでのシリーズでは大半が五浦さん視点だったことを考えると新鮮だな、と感じましたが最終日では五浦さん視点になったので「(゚∀゚ 三 ゚∀゚)キターーー!!!」になりました
原点回帰というか もはや安心感まである


そして一番驚嘆したのはドグラ・マグラのリスペクト的な表現があったことです

作中で「『ドグラ・マグラ』は『狂人の解放治療』という研究の実験材料として記憶を失った一人の青年が、記憶を取り戻して治療法の理論の正しさを証明するために様々な実験を受け続けることになる話(要約)」「記憶を呼び覚ますための実験の一つとして見せられる資料のうち一つが『ドグラ・マグラ』って題名の手記(要約)」「研究に関わる博士によると、この手記は小説と同じ内容で、柱時計の音で始まって同じ音で終わるところも一緒(要約)」と説明したうえで、「ビブリア古書堂の事件手帖」のエピローグに「篠川智恵子が自身で書いた『ビブリア古書堂の事件手帖』」が出てくるのは読んでて震えました
しかも篠川智恵子著の事件手帖も現実の?私が読んでる本?三上延さん著の事件手帖と全く同じ書き出し

前々巻で扉子ちゃんが大輔くんの事件手帖に興味を示してて、今巻でも扉子ちゃんなりの事件手帖を書き始めてたのはこの伏線だったのか
今は「ビブリア古書堂の事件手帖」の登場人物のうち3人が「ビブリア古書堂の事件手帖」を書いてるってことになりますけど、???頭こんがらがってきたな……


エピローグを読むかぎりではまだシリーズは続きそうで嬉しいです





どうでもいいんですけどこのシリーズを読み始めたのは小学生の時で、きっかけはクラスの友達が教室で読んでた一巻を借りたことなんですけど

本を返す時に「あ、それ私の本じゃなくて家庭科の先生のだよ」って言われて……
しかもその先生は年度が変わると共に別の学校に異動してらっしゃったので、慌ててクラス担任に事情を話して、謝罪の手紙と共に本を送ってもらえるよう頼み込みました

本は無事に家庭科の先生のもとに届いたみたいで(担任の先生と校長先生に感謝)後日「先生はそもそも本貸してたのを忘れてたし気にしてないよ」との手紙をいただいて安心したのはいまだにはっきり覚えてます
でも今考えたら自分の本を貸して帰ってこないって少なくとも私にとってはショックだし、当時小学生だった私相手だったからああ言ってくれたんだと思います


私はこの事件でかなり精神をすり減らした(件の友達は何もしてなかった)ので両親が「それはどっちかというと又貸しする友達ちゃんに非があるだろう」と言っててホッとしました
まぁそれでも友達本人の物なのか確認しなかった私も悪いですけど……






いつか未来の自分が又貸ししそうになった時はこの話を思い出して欲しいです






おわり